ロジスティクスシモハナ物流(広島県坂町)は1日、自社乗務員向けの安全運転研修センターを本社に近い坂町平成ケ浜地区に開設すると発表した。
同社では教習指導者として、独自の安全運転基準検定に合格した社員「ドライブマイスター」のほか、自動車教習所の指導員経験者5人、警察OB6人による安全運転指導体制を整えている。
センターの敷地内コースでは、後退訓練、車幅認識、タイムトライアル、急ブレーキ時の路面状況別停止距離計測などもカリキュラムに含め、幅広い道路環境に対応する運転感覚の習得機会を提供。実技教習に使用する車両も内外輪差・オーバーハング、車高の把握などの車両特性教習できる独自のダブルキャブ車両をメーカー特注で用意し、複数人での同時乗務研修を実現することで他者の運転を観察し、自らの運転技術を高める工夫も施したという。
■シモハナ物流安全研修センターの概要
研修ルーム2室(48人収容可能・プロジェクター設備、教習タブレット、換気空調完備)、ドライブシミュレータルーム(シミュレータ2台)、教習車両15台(大型・中型・準中型・ダブルキャブ2トン車ほか)、各種研修コース完備