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UPS、震災被災地支援団体に1万ドル寄付

話題UPS(米国ジョージア州アトランタ)は19日、同社運営のUPS基金が、東日本大震災の被災地支援を行うボランティア団体「日本いきいきライフ協力機構」(JILCA、東京都文京区)に1万米ドル(80万円)の寄付を行ったと発表した。

今回の寄付金は、東京・横浜から被災地へ向かうボランティアのための貸切バスや燃料費、被災地での清掃活動に使用する道具の購入、広報活動のためのチラシの作成などに使用される。

JILCAは、通常月2回のペースで、ボランティアが週末に岩手県山田町、宮城県気仙沼・大島、宮城県石巻市牡鹿半島、福島県南相馬市を訪問し、瓦礫の撤去やマッサージの施術、郷土料理や小物を被災者らと一緒につくるなどの活動を行っている。

UPSは、南相馬市での瓦礫撤去や側溝の泥出し作業に、昨年からほぼ毎回参加しているインダストリアルエンジニアリング部マネージャーのホワン・クオシェン氏らが、JILCAの活動に社員が継続的に関わっている。