LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

相武国道事務所、改正後初の特殊車両取締り

国内相武国道事務所は14日、「特殊車両の通行に関する指導取締要領」の改正後初めての特殊車両の指導取締りを7日に実施し、その結果を公表した。

今回の特殊車両の指導取締りでは、44台の特殊車両に対して違反有無の確認を行い、このうち法令遵守車両が36台、無許可車両が4台、条件違反車両が4台で、過半数は法令を遵守して走行していた車両だった。無許可と条件違反者には、文書による指導、警告を行った。

改正前の昨年実施した取締りでは、確認した車両の48%に対して指導を行ったが、今回は18%にとどまっており、遵守率が30ポイント改善した。

今回の改正では、「特殊車両を繰り返し違法に通行させた者」などを国道事務所などに呼び出して対面で是正指導書を手渡し、是正措置を講じることとなっており、是正指導を繰り返し受けたにもかかわらず、是正に応じない場合は、弁明の機会を付えた上で再び是正指導を実施し、会社名と是正指導内容などを公表する。

また、重大な交通事故や常習的に違反をした場合などは、聴聞を行った上で許可を取消し、会社名や取消し内容などを公表する。