LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

事故後の救護義務怠った運送会社を処分

ロジスティクス中部運輸局はこのほど、三重県鈴鹿市の運送会社・東洋陸運に対し、延べ225日間車両の使用を停止する行政処分を行った。

同運輸局によると2011年9月12日午後9時57分頃、石川県加賀市美岬町の北陸自動車道下り線136.5キロポストで、東洋陸運のトラックが車線変更の際にほかの車両に衝突し、相手側運転者に軽傷を負わせたが、救護を怠り、その場を走り去る事故を引き起こした。

この事故を端緒として、三重運輸支局が石川県公安委員会からの通知をもとに2012年9月13日、東洋陸運を監査した結果、乗務記録で事実と異なる記載をしていたなど10項目にわたる違反を確認し、行政処分に至った。