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ESR横浜幸浦で物流新技術、高機動ドローンも

拠点・施設ESR(東京都港区)は17日、横浜市金沢区の大型物流施設「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1」で最新の物流関連ソリューションと高機動型ドローンの遠隔操作デモを公開した。広大な施設を生かした最新技術の実装例と人手不足対策に向けた具体的な取り組みを提示した。

▲ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1(出所:ESR)

ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1は延床面積19万5342平方メートルの大型物流施設だ。首都高速道路湾岸線・幸浦インターチェンジから2キロと関東一円へのアクセスに優れる。金沢シーサイドライン・並木北駅から徒歩9分で通勤利便性も高い。免震構造と非常用発電機を採用し停電時にも給電を維持する。テナント区画は最小3074平方メートルから用意し、3階は最大8区画まで分割可能だ。

国際ドローン協会(東京都江東区)代表理事の榎本幸太郎氏が高機動型ドローンの活用に関してプレゼンテーションを行った。榎本氏は八ヶ岳の山小屋へ半日で最大450キロの物資を輸送した実績を紹介し、「悪天候下でも振動に弱い生クリームケーキの輸送に成功した」と語る。現在は100キロ積載の機体が流通し、4機の協調飛行によりヘリコプターを超える600キロの運搬が可能だ。運用コストをヘリコプターの20分の1に抑える。

▲国際ドローン協会代表理事の榎本幸太郎氏

ロジテック(新宿区)執行役員の三浦克伴氏は運送事業者向けアプリ「25アプリ」を披露した。2025年の法改正で義務となる実運送体制管理簿の作成と1年間の保管を支援する。運送業界特有の多重下請けを可視化し、車両ナンバーや配達完了の進捗状況を容易に把握できる仕組みだ。導入費用は1IDあたり月額3000円と低価格に設定し、導入のハードルを下げる。

▲ロジテック執行役員の三浦克伴氏

ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター1は2か所の共用ラウンジや託児所を備え、働きやすい環境づくりで人材定着を後押しする。最上階の4階は柱が少なく空間を広く活用できる。一部には空調設備も導入予定だ。従来の質素な倉庫のイメージを一新し、従業員が働きたくなる魅力的な施設づくりを進めている。(菊地靖)

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