荷主内海造船は18日、瀬戸田工場で建造中のSCORPA PRANEDYA社向けプロダクトタンカー「スパスティガ」が進水、艤装工事を経て9月下旬に引き渡すと発表した。
スパスティガは載貨重量1万9000トンの石油精製品(軽質油)を運搬するプロダクトタンカーで、東南アジア海域を航行する。運航喫水が7.13メートルに制限された幅広浅喫水型で、貨物油タンクはスロップタンクを含め、合わせて12タンクに区画されており、二重船側、二重底で保護された構造となっている。
貨物油タンクの容積は、合わせて2万3900立方メートルで、このタンクに積載される貨物油は1時間あたり600立方メートル電動スクリューポンプ3台で荷揚げされる。