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韓国・釜山港湾公社、オンブズマン制度を強化

国際釜山港湾公社(BPA)は25日、同公社が運営してきたオンブズマン制度を20日から「清廉市民監査官」と名称変更したと発表した。「倫理経営、透明経営、責任経営」の実現に向け、外部監査機能を大幅に強化するもの。

監査官は全10人で、災害安全対応専門家と港湾物流関係者、法曹人、大学教授、市民団体代表から成る。専門家らは、四半期ごとに行われるBPA清廉市民監査官協議会を通じて同公社の事業全般に対するモニタリングや建議、政策提言などを行う。

公社は先月、規定改正を通じて清廉市民監査官の活動領域をこれまでの50億ウォン(5億円)以上の工事、10億ウォン(1億円)以上の役務提供契約に限定されていた監視機能から、同公社の事業全般に対するモニタリングや建議、政策提言などを可能にし、監視や評価、監査要求の権限、釜山港発展に向けた政策提言と広報機能を大幅に拡大した。

同公社のキム・チャンギュ監査チーム長は「清廉市民監査官らの目と口を通じて公社がより透明で清廉な公的機関に生まれ変われるよう最善を尽くしたい」と話した。