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大阪港、13年の輸入コンテナ個数が過去最高

調査・データ大阪市は19日、2013年の大阪港港湾統計年報を発表した。13年は入港隻数が1.6%の減少(前年比)となったものの、外貿と内貿を合わせた海上貨物は0.7%の微増、貿易額は13.7%の大幅増となった。

入港船舶は2万3858隻(1.6%減)で、前年より378隻減少、総トン数は1億1114万総トン(3.2%減)となった。このうち外航船は5498隻(2.2%減)で123隻減少、総トン数は7368万総トン(1.6%減)で121万総トン減少した。外航船の65.5%を占めるフルコンテナ船は3601隻(0.5%減)で18隻減少し、総トン数は5393万総トン(0.8%減)となった。

内航船は1万8360隻(1.4%減)で255隻減少。総トン数は3746万総トン(6.2%減)。このうちフェリーは2250隻(10.3%減)で257隻減少した。

2013年の総取扱貨物量は8698万トン(前年比100.7%)で、前年より58万トン増加した。このうち外貿貨物は3648万トン(100.7%)、内貿貨物は5050万トン(100.6%)で、外貿貨物、内貿貨物ともに2年ぶりの増加となった。

外貿貨物は輸出入合わせてで3648万トン(0.7%増)で27万トン増加。このうち輸出貨物は27万トン増の898万トンとなり、輸入貨物はわずかに減少、2750万トンとなった。

外貿コンテナ貨物は、輸出722万トン(6%増)、輸入2501万トン(3.2%増)で合わせて3223万トン(3.8%増)と2年ぶりの増加。外貿コンテナ取扱個数は、輸出98万TEU(4.3%増)、輸入121万TEU(2.8%増)、合わせて219万TEU(3.5%増)となり、過去最高だった2011年実績の217万TEUを2万TEU上回った。外貿貨物に占めるコンテナ貨物の割合は88.4%で、前年から2.6%上昇した。