ロジスティクス
13年度は踏切障害事故、鉄道人身障害事故が減少し、前年度から1件減少。このうち、列車脱線事故は2件、同社の作業にかかわる鉄道物損事故が1件発生した。
6月22日に北海道の江差線で列車の脱線事故が発生したことを受け、(1)脱線がはじまったとされる曲線区間で時速45キロの徐行運転(2)重量計によるコンテナの重量バランス測定(サンプルチェック)(3)輪重測定装置の導入・実用化に向けた開発着手(4)利用運送事業者に、均衡の取れた積付けを定めた貨物運送約款の順守を要請――といった対策を実施していることを説明している。
輸送障害は12年度の526件とほぼ同数の522件で、鉄道外、自然災害によるものが減少した半面、係員原因が増えた。
■JR貨物「安全報告書2014」
http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/info/2014_anzen.pdf