環境・CSR
ストラ・エンソ社のランゲルブルへ工場と、近接するボルボのゲント工場の間に2015年から地下パイプラインを設置し、摂氏125度の高温水をゲント工場へ輸送する。高温水は、ボルボの施設や塗装ブースで使用する熱源として利用する。
この結果、工場の化石燃料の使用を大幅に削減、年間1.5万トンのCO2排出量の削減を見込む。同社は「総CO2排出量の40%以上の純減につながる」と推定している。
パイプラインの建設は15年に着手し、16年秋から高温水の輸送を開始する。今回のプロジェクトは、ベルギーのフレミッシュ政府による「エコロジー助成金」から200万ユーロの資金援助を受けて実施する。