ロジスティクス旧乾汽船と旧イヌイ倉庫が経営統合して10月1日に発足した「新」乾汽船は11日、統合後の経営方針を発表した。
外航海運と倉庫業を包含しつつある「ロジスティクス」の領域で、「乾汽船だからこそ提供できる価値」として目指すべき姿を「モノをよく運ぶ」と表現。「オペレーションのカイゼン」「資産のマネジメント」「新しいロジスティクスプラットフォームの構築」に取り組むと表明した。
併せて、未定としていた3月期通期業績予想を発表。売上高は176億8600万円、営業利益も8億8700万円となる見込みで、経営統合に伴う負ののれん発生益などを特別利益に計上することで、最終利益は105億7600万円と予測した。