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「マッスルスーツ」の量産ラインが稼働、菊池製作所

▲生産ラインの様子(出所:菊池製作所)

サービス・商品菊池製作所はこのほど、福島県南相馬市の工場で介護や物流、工場作業向け「マッスルスーツ」の量産ラインが稼働を開始したと発表した。

同社は2013年12月27日に東京理科大学工学部の小林宏教授が開発を進める「マッスルスーツ」を商品化するため、小林教授とともに「イノフィス」を設立、普及に注力し、これまで介護福祉、物流、工場作業向けに試験販売を実施。サンプル出荷実績も770台となった。

▲マッスルスーツ着用のイメージ(出所:菊池製作所)

反響は大きく、将来的に農業、土木建築分野への利用拡大も期待されているとして、生産体制を確立、南相馬工場で量産ラインの稼動を開始した。

マッスルスーツは、着用することで人間の動きをサポートする動作補助ウェアで、背筋力を補う力と椎間板圧縮力の負担を軽減し、介護現場や物流・工場・工事など、特に重量物移送作業で活用が見込まれる。