財務・人事東部ネットワークが6日発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、びん・容器輸送の輸送量が落ち込んでいることから飲料輸送との複合輸送体制を強化したものの、石油生産の合理化や省エネ車の普及、一般家庭の電化・エコ化で石油輸送が落ち込み、営業利益は2.4%減の6億3100万円にとどまった。
清涼飲料の荷主が自社生産能力を新設増強していることを受け、大型化(トレーラー化)を進め、他社と提携しながら新輸送システムによる全国展開に注力、新規荷主の獲得につなげた。構造不況業務の石油輸送は減車を行い、不足する事業へ人員・車両の配置替えを実施した。
[東部ネットワーク]2015年3月期第3四半期決算(単位:百万円)
2015年3月期第3四半期 | 2014年3月期第3四半期 | 増減率(%) | |
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売上高 | 9,567 | 9,442 | 1.3 |
営業利益 | 631 | 647 | -2.4 |
経常利益 | 673 | 684 | -1.7 |
当期純利益 | 437 | 429 | 1.9 |