LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

佐川アドバンス、花き流通見直しへ東京フラワーポートと提携

荷主SGホールディングス傘下で保険・旅行・商品開発事業を展開する佐川アドバンスは23日、東京中央卸売市場葛西市場花き部門を運営する東京フラワーポートと業務提携契約を締結した、と発表した。

両社は昨年6月から相互にノウハウを提供して花き業界の課題解決に向けた取り組みを開始しており、花き業界で鮮度保持技術を要するコールドチェーンの確立や、従来の流通体制の効率化が大きな課題となっていることから、両社のノウハウを活用した事業展開が有効と判断、業務提携に至った。

これを機に両社は花き商品の仕入れ関係だけでなく、商品調達から販売までの流通体制の見直しに取り組み、事業拡大につなげる。

佐川アドバンスは、2011年から母の日のフラワーギフトやバレンタインギフトをはじめとした花きの企画販売を行い、最近は海外から直接商品調達する業務をスタートさせるなど、花き販売事業を強化している。

一方、東京フラワーポートは、東京中央卸売市場葛西市場で花き市場を運営し、花き商品を全国の生産者や出荷団体から調達、仲卸や売買参加資格者に対して商品を卸販売している。