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兵機海運、外航の損益大幅改善し営業益5割増

ロジスティクス兵機海運が12日に発表した前3月期決算は、1.2%の減収となったものの、外航事業で収益が大幅に改善したことで全体の利益を底上げし、営業利益が50.8%の増益となった。

外航事業は燃料経費の軽減、昨年末から近海市況の好転、子会社長門海運の吸収合併による相乗効果などのプラス要因が重なる好条件で推移した。取扱量は減少したものの、売上高は13億3800万円(24.4%増)と増収になり、営業損失が2億円以上改善して4800万円となった。

今期は売上高140億円(1.3%増)、営業利益3億8000万円円(19.9%増)、最終利益2億円(72%増)を見込む。

[兵機海運]2015年3月期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期2014年3月期増減 
売上高
13,82213,987-1.2%
営業利益
31621050.8%
経常利益
26815079.2%
当期純利益
116-63-