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イーソル、マイナス25度対応の無線DPS販売を開始

サービス・商品イーソル(東京都中野区)は20日、タカハタ電子が開発した無線デジタルピッキングシステム(DPS)の取り扱いを開始し、同システムの販売で協力していくと発表した。

同社はこれまで「入出荷棚卸システム」を提供してきたが、仕分け業務を支援する無線デジタルピッキングシステムを新たに取り扱うことで、物流現場に対するサポート範囲を拡大、柔軟なシステム構築に寄与できると判断した。

無線デジタルピッキングシステムは、パソコン上に用意されたピッキング指示データを、タカハタ電子製アクセスコントローラ「TK-726FF」を通じて子機となる無線表示器「TK-735」上で作業者、数量を指示する流れ。

(出所:イーソル)

表示器のTK-735は無線式のため、設置、商品の配置換えに合わせた移動が容易で、仕分け業務の運用方法の構築・整備を柔軟に行うことができるようになる。

特に動作温度はマイナス25-10度と低温下の耐環境性に優れており、F1級の営業冷蔵倉庫に対応。同様に低温下の動作に強みを持つイーソルの入出荷棚卸システムと併せて提案することで、顧客ニーズに対応できる幅を広げることとなる。

作業者は、表示器TK-735の5色のボタン点灯によって仕分けする商品と数量を認識できることから、従来の仕分けリストが不要になり、ペーパーレス
化によるコスト低減、業務効率化を見込める。

イーソルの入出荷棚卸システムは、ハンディターミナルで商品のバーコード
をスキャンして検品業務を行うが、この際に使用するハンディターミナルはマイナス30度の冷凍倉庫でも結露せずに使える耐環境型「eSOLジェミナスPS-9020」と、常温仕様の「eSOLジェミナスPS-8020」の2タイプから選べる。

■無線デジタルピッキングシステムの詳細
http://www.shi-wake.com/commodity/wireless.html

■耐環境型ハンディターミナルの詳細
http://www.esol.co.jp/logistics/ps9020.html

■問い合わせ先
イーソル
ロジスティクスエンジニアリング事業部
TEL:03-5302-0670
メール:le_mail_toiawase_12@esol.co.jp