産業・一般東洋ゴム工業は3日、アジア地域を中心とした乗用車用タイヤの生産供給能力を増強するため、マレーシアのペラ州にタイヤ工場を建設すると発表した。
新工場の建設予定地となるマレーシアペラ州の郊外には、同社グループのシルバーストーン社マレーシア工場があり、両工場によるシナジー効果を追求し、効率経営を図る。
新工場への初期投資額は約200億円で、マレーシア国内、近隣ASEAN諸国などに向けて乗用車、ライト・トラック用タイヤを、年産約250万本から生産。2015年度には年産約500万本体制を確立し、将来的には年産1000万本規模にする。