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第一中央汽船、社長名で倒産の経緯説明し謝罪

ロジスティクス29日に民事再生手続の開始を申請した第一中央汽船は同日、薬師寺正和社長名で、民事再生手続開始の申請に至った経緯を「財務状況の悪化により、このままでは近い将来、事業継続に著しい支障が生じる状況となったため」などと説明するとともに、現経営陣の経営責任に対する考えを表明した。

同日、薬師寺社長名で公表した「お詫び」などの文書で説明したもので、今後は東京地裁、監督委員の監督の下で事業を継続しながら「全役職員一丸となって一日も早い事業再建に全力を尽くす」とし、関係者や顧客に対して理解を求めた。

ただ、現在の経営陣の経営責任については「ほかの民事再生の事案と同様に、今後の民事再生手続の中で調査が行われる」との説明にとどまり、自ら何らかの対応を行うことには言及しなかった。

債権者説明会は10月5日、東京都新宿区のベルサール新宿セントラルパークイベントホールで14時から行われる。

■薬師寺社長名による「お詫び」全文
http://www.firstship.co.jp/news/2015/pdf/20150929_1_2.pdf

■「民事再生手続開始の申立てに関するFAQ[9月29日版]全文
http://www.firstship.co.jp/news/2015/pdf/20150929_1_3.pdf