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寺田倉庫と誠勝、貴重書籍の電子保管で協業

荷主寺田倉庫は22日、日本古来の文献など貴重な書籍の電子化サービスを手掛ける誠勝(東京都新宿区)が貴重書籍の電子化から保管サービスをワンストップで行う「ティー・アーカイブ」の提供を同日から開始する、と発表した。

寺田倉庫と誠勝は10月30日に業務提携を結び、新事業の準備を進めていた。

ティー・アーカイブは、書籍を裁断・分解することなくデジタル化するスキャニング技術を使用し、デジタル化した資料の保存・閲覧・共有環境を利用シーンに合わせて運用できるようにするサービス。書籍が痛みにくくセキュリティの整った環境で、原本保管までをワンストップで提供する。

来春をメドにシステムの英語対応を実施し、公開可能なデータをスマートフォンから閲覧できるアプリを拡充する。