サービス・商品日本電業工作(東京都千代田区)とアイテック(文京区)は13日、「ワイヤレス車番認識システム」を開発したと発表した。街路灯のようなスマートな見た目で高画質映像を無線伝送する自立電源駆動の「ワイヤレス照明灯」が画像から独自アルゴリズムで車番を認識し、車両の検知や検索を行うことができるシステムと組み合わせた。
また車番認識システムは、カメラの撮影画角が認識精度に影響するため、設置ポイントが重要になるが、配線を考慮すると思い通りの位置に設置できない場合もあった。
同社のワイヤレス車番認識システムは、配線が不要となっているため、設置場所を選ばず、短工期で簡単に導入できるのが特徴。
カメラは最長2キロ離れた場所に設置でき、広大な敷地の施設に対応。住宅地にある同社工場付近でフィールドトライアルを実施した際は実測値で最長2キロの長距離伝送に成功したという。