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佐川グローバル、伊勢崎に多機能な大型物流拠点開設

拠点・施設SGホールディングス傘下で国内ロジスティクス事業を担う佐川グローバルロジスティクス(東京都品川区)は13日、群馬県伊勢崎市に県内最大規模の大型物流施設「群馬営業所」を新設した、と発表した。

山善(大阪市西区)の東日本物流拠点「ロジス新関東」として15年間の「業務委託契約」を締結し、2月22日から稼働する。

群馬営業所は、山善家庭機器事業部の物流の中核拠点として機能させるため、物量の増加や多様化する物流形態に柔軟に対応するとともに、多品種少ロット出荷への対応を強化するため、自動仕分け機を導入するなど多機能センターとして開設した。

施設は返品センター、パーツセンター機能だけでなく、基準を満たした危険物倉庫を併設することで、山善家庭機器事業部のすべての取り扱い商材に対応した物流拠点として、機能を集約。

商品特性に合わせた合理的な商品管理を行うため、平屋倉庫2棟は階高を生かした大物商材の大量保管、2階建て倉庫はピッキングなどの作業性を重視した間口設定で小物商材を中心に保管する。

また、自動仕分け機を導入して複雑化する得意先の要望に柔軟に対応すると同時に、作業動線・歩行距離を短縮することで、作業の効率化、省人化、品質の向上につなげる。

■施設の概要
所在地:群馬県伊勢崎市赤堀今井町624-1
敷地面積:11万2926.73平方メートル
延床面積:8万2391.54平方メートル
構造:鉄骨造(準耐火構造)
建物概要:平屋倉庫2棟、地上2階建倉庫1棟、危険物倉庫1棟、事務所棟1棟