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紀伊国屋、トーハンロジと協力し買切・直仕入物流拡大

(イメージ)

荷主紀伊国屋書店は2日、トーハンロジテックスと直仕入物流に関する業務委託契約を締結し、トーハンロジテックスのインフラを活用して店舗が直接仕入れる送品に取り組むと発表した。

同社は2015年9月、スイッチパブリッシングの新刊職業として小説家を皮切りに社内物流を利用した買切・直仕入プロジェクトを拡大してきたが、(1)新刊配本時の取次ライン物流と店舗への着荷日の同期(2)社内物流の物流単価(3)店舗の仕入検品・データ入力作業の負担増――といった課題が顕在化。

こうした課題の解決を図るため「長らく業界の物流インフラとして機能している、トーハングループのトーハンロジテックスの物流システムを使うことが、出版社・書店にとって最も合理的」だと判断した。

今後はトーハンロジテックスと協力し、買切・直仕入プロジェクトを拡大していくとしている。