サービス・商品サトーが開発した、画像認識技術を用いて食品の期限ラベルを貼り付ける「フロチルラベラー」への評価が冷凍・冷蔵食品市場を中心に高まっている。
少子高齢化で物流倉庫・流通センターの人員確保が困難になる一方、冷凍・冷蔵(フローズン・チルド)食品市場は年々拡大しているが、解凍時に商品への賞味(消費)期限ラベルの貼り付け作業は通常、低温下の倉庫内で行われることが多く、スタッフの熟練技術と健康状態に依存している。
フロチルラベラーはコンベア上の製品位置や向きを正確に補足するほか、所定の位置へ正確・迅速にラベルを貼り付け、常温環境下だけでなく摂氏5度の低温環境でも安定稼動するのが特徴で、こうした性能が評価され、このほど自動認識システム大賞で「優秀賞」の受賞に至った。