LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

2/6決算発表企業、福山通運・住友倉庫など9社

財務・人事2月6日決算発表の企業は次の通り。

福山通運運送事業でコスト高吸収できず営業減益
住友倉庫国内堅調も海運事業の赤字化響く
名鉄運輸信州名鉄運輸を連結子会社化したことに加え、グ…
ロジネットジャパン西日本グループで前年度に実施した不採算事業か…
遠州トラック一部配送センターが業務縮小した影響があったも…
大東港運畜産物、農産物、「その他」の取り扱いが増加し…
マルハニチロの物流事業物流事業は、輸配送事業の伸長があったものの、…
南総通運既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的…
玉井商船主力の外航海運業で短期貸船が増加した影響で航…

名鉄運輸
信州名鉄運輸を連結子会社化したことに加え、グループ内で重複する輸配送の見直しや資本業務提携を結んだ日本通運との協業での一部地域で配送の受託を開始したことなどで増収増益。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
83,96021.6%27,58623.0%
営業利益
4,34831.8%5.2%1,32174.7%
経常利益
4,48732.4%5.3%----
最終利益
2,63125.5%3.1%----

■ロジネットジャパン
西日本グループで前年度に実施した不採算事業からの撤退を含む事業所の統廃合により減収。営業利益は、ロジネットジャパン西日本の業績回復、札幌通運の本州地区での増収による利益増、中央通運グループの安定した業績伸長により、増益となった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
17,1290.9%5,6390.7%
営業利益
90328.4%5.3%28560.1%
経常利益
86035.1%5.0%----
最終利益
58242.6%3.4%----

■遠州トラック
一部配送センターが業務縮小した影響があったものの、家電品・日用品・衛生用品などの取り扱いが堅調に推移したことや関東地区で通信販売に関連する輸送業務を拡大したことで0.9%の増収。営業利益は業務運用改善を重ねたことに加え、引き続き燃料価格が低水準で推移したことにより営業原価が低減し、28.4%の増益となった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
40,378-0.2%13,7190.0%
営業利益
1,80752.9%4.5%67157.9%
経常利益
1,78350.9%4.4%----
最終利益
1,27217.3%3.2%----

■大東港運
畜産物、農産物、「その他」の取り扱いが増加したものの水産物が大幅に減少した。全体では、売上が1.2%の減収、営業利益が0.8%の減益となった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
14,733-1.2%4,9150.6%
営業利益
643-0.8%4.4%1993.6%
経常利益
6622.5%4.5%----
最終利益
446-2.1%3.0%----

■マルハニチロの物流事業
物流事業は、輸配送事業の伸長があったものの、システム関連費用や要員増に伴う労務費、新センター稼働による減価償却費の増加により、売上高は前年並み、営業利益は4.9%減少した。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
11,8400%3,8723.0%
営業利益
1,461-4.9%12.3%401-12.4%
経常利益
----------
最終利益
----------

■南総通運
既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進するとともに、コスト削減のため輸送の効率化と経費節減に取り組み増収増益。通期予想に対する進捗は、売上高79.2%、営業利益90.4%、純利益100.4%と好調に推移。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
9,3212.8%3,1663.0%
営業利益
1,10719.0%11.9%35925.1%
経常利益
1,08320.5%11.6%----
最終利益
72526.0%7.8%----

■玉井商船
主力の外航海運業で短期貸船が増加した影響で航海数の減少や市況の低迷の影響が大きく、また為替相場も円高基調で推移した結果、40.9%と大幅な減収。営業利益は短期貸船の増加により運航費の減少や前連結会計年度に実施した減損による償却費の減少があり全体として営業費用の減少はあったものの、売上高の減少が大きく、2億9400万円の営業損失となった。

▽第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
2,926-33.3%1,098-29.3%
営業利益
-554-----118--
経常利益
-651--------
最終利益
-971--------