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ヤマト運輸とヤマトロジ、機密文書リサイクルを刷新

ロジスティクスヤマトホールディングスは19日、傘下のヤマトロジスティクス(YLC)とヤマト運輸が機密文書リサイクルサービスをリニューアルすると発表した。第一弾として、4月1日からヤマトビジネスメンバーズを利用者のサービスラインアップを拡充するとともに、申し込み時の利便性向上と、請求書の一括発行による業務負荷軽減を提供する。

従来、機密文書リサイクルサービスのみ販売していたYTCが、「ECOポスト」と「ECOラック」の販売を開始し、法人・個人事業主を対象とした業務支援ポータルサイト「ヤマトビジネスメンバーズ」からの申し込みを可能とする。これにより、ビジネスメンバーズ利用者は1箱単位で処理する同リサイクルサービスだけでなく、処理する分量や希望する回収頻度などに合わせてECOポストとECOラックも容易に利用できるようになる。

▲機密文書リサイクルサービスのラインアップと料金(2018年4月1日以降、出所:ヤマトホールディングス)

ビジネスメンバーズから申し込んだECOポストとECOラックの請求は、YTCのほかサービスと一括での請求書発行が可能となるため、経費精算などのバックオフィス業務の負担を軽減できる。

一方で、リニューアルに伴い、昨今の労働需給の逼迫などを踏まえ、機密文書リサイクルサービスを値上げする。例えば、従来の「機密文書リサイクルサービス」では1箱あたり1710円だったが、1890円へと180円値上げする。

また、これらのリニューアルに伴い、従来の機密文書リサイクルサービスの名称を「ECOBox M」に変更する。