ロジスティクス中部運輸局は21日、倉庫業者向けに人材確保・育成に関する勉強会を15日に名古屋合同庁舎(中区)で開催したと発表した。
求人・採用活動に対するノウハウなどの情報共有を通じてスキルアップを図るため、中部倉庫協会連合会との共催により、会員事業者を対象に愛知労働局、東陽倉庫、福玉ロジスティクスから講師を招いて開催し、48人が受講した。
愛知労働局は、求人・求職の情勢や倉庫業界の賃金面でのマッチング状況分析について話したほか、ターゲットを絞った求人票の書き方など求職者目線に立った「見せ方」を、事例を交えて説明した。
このほか、東陽倉庫が立ち上げから実際の運営、実施していく上での課題について発表。福玉ロジスティクスがグループとして取り組んでいる、求人にあたっての「わかりやすくアピールできるツールの必要性」や、「各学校へ働きかけを継続的に行っていくことの重要性」を話した。