事件・事故門司税関は24日、中国からの海上貨物を利用した覚醒剤密輸入事件について、関係税関や警察、海上保安庁などと共同調査を実施し、同日犯則嫌疑者4人を関税法違反で福岡地方検察庁へ告発した、と発表した。
犯則嫌疑者らは共謀の上、中華人民共和国から覚醒剤を輸入することを企て、1月29日(現地時間)、同国蛇口港で覚醒剤相当量を隠匿した段ボール箱12箱収納のコンテナをマーシャル共和国籍船舶に積載、同日、同港を出港させ、途中、香港港を経由した後、2月3日に大阪港に到着させて同コンテナを陸揚げし、同月5日、大阪税関南港出張所長に対して輸入申告、同日に同貨物を保税地域から搬出して覚醒剤を輸入した。