羽田Sgxセンターが入居している第一国際貨物ビル
ロジスティクスSGホールディングス傘下で国際物流部門を担うSGHグローバル・ジャパン（東京都品川区）は1日、今後の羽田空港の国際線発着枠増便に伴う国際便需要増に対応するため、羽田空港第一国際貨物ビル内に国際貨物取扱専門の「羽田Sgxセンター」を開設し、6月21日に営業を開始したと発表した。
2014年に国際便発着枠が増便となり、今後、羽田空港を経由する国際便が増えていくほか、羽田を経由して国内へ入る国際貨物のハブとして活用することも可能になることから、貨物地区内に営業所を設置し、通関から国内配送までを一貫して対応することでリードタイムの短縮など、利用顧客の利便性向上を図ることにした。
首都圏・地方都市へのアクセスの良さ、深夜早朝フライト離発着の特性を活かし、貨物地区内に保税蔵置場の申請手続きを進めており、成長する海外通販貨物の取扱い拡大とサービス強化につなげる。