産業・一般シスウェーブホールディングスは22日、インドネシアでスーパーソルガムの大規模商用生産に向けた試験栽培を開始する、と発表した。
インドネシア科学院、ヌサンタラプランテーション研究所と3者間で締結した覚書に基づき、同研究所の子会社でサトウキビを中心に糖類の研究開発を行うシュガーインスティテュートと、シスウェーブHDのスーパーソルガムの糖ビジネスに関する実用化試験を開始するもの。
具体的には、シュガーインスティテュートが持つ3か所の圃場で最大5ヘクタールの試験栽培を開始し、スーパーソルガムの搾汁液からシュクロース、フルクトース、グルコースなどの糖成分の分離を行うとともに、搾汁液から分離・生成するためのテストプラントの建設、実際の運用に向けたフィジビリティスタディを実施する。