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日通、日中間で新たなアパレル輸送を開始

アローボックス・ハンガー(正面)

アパレル日本通運は18日、日中間でロールボックスを利用した小口対応のハンガー輸送サービスを開始すると発表した。

日本と中国華東地区間で、ロールボックス単位で貨物を輸送するドア・ツー・ドア一貫輸送サービス「アローボックス・チャイナ」にハンガーバー・外側ビニールシートを装着した新たなアパレル輸送サービスとして、「アローボックス・ハンガー」の提供を開始するもの。

3月から販売しているスチール製ロールボックスの堅牢性と利便性が国際輸送にも有効な点に着目し、落下防止機構を施した専用ハンガーバーを個別に装着することで、高い積載効率とシワ・落下防止機能を兼ね備えた輸送が可能になった。

ロールボックスには4本のハンガーバーを装備し、個別に取り外すことができるため、カートンも同一ボックス内に積み込める。これにより、上段にコートやジャケット、下段にセーターやシャツのカートンを同梱するといった使い方にも対応できるようになった。

このサービスを使った小口一貫輸送を利用した場合、工場からハンガーに吊るしたまま日本の店舗に直接配送することで、国内の仕分け・再プレスなどの流通加工コスト、リードタイムを削減できる。上海の集荷から東京23区の店舗への納入は最短5日で完了する。