国際シーアールイー(CRE、東京都港区)は4日、阪急阪神不動産(大阪市北区)、セムコープ・デベロップメント(シンガポール)と共同で、ベトナム北部ディンブー工業団地内の物流倉庫開発プロジェクト「セムコープロジスティクスパーク」に着手した、と発表した。
同プロジェクトは、CREと阪急阪神不動産、セムコープが共同出資するセムコープ・インフラ・サービス(同)によって推進。既存の稼働倉庫1棟(1万平方メートル)を含む敷地を取得し、同一敷地内に新たに5棟(8万平方メートル)を建設する。2026年冬に完成予定。CREがセムコープを通じて運営する物流倉庫は、ベトナム北部・中部で展開する計17棟、総賃貸面積は24万平方メートルに達する見込みだ。
開発地のディンブー工業団地は、ベトナム最大の港湾都市ハイフォン市に立地し、首都ハノイ市とのアクセスも良好で、国内外の広域物流拠点としての機能が期待される。同工業団地は、再生可能エネルギーの導入や廃プラスチックの再利用といった環境配慮型としても評価されており、ESGや脱炭素経営に関心を持つ企業にとっても選択肢となり得る。
▲「セムコープロジスティクスパーク」(出所:シーアールイー)
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