行政・団体東京都は16日、新規事業「経営統合等による産業力強化支援事業」の募集を開始すると発表した。
東京都において、後継者不足による廃業や都外への転出などによりサプライチェーン（SC）の要である製造事業者が減少していることを受け、経営統合を契機として中小企業が行う都内の工場建屋の建設や設備導入の経費を助成することで、サプライチェーンへの高付加価値化を図る。
対象要件は、都内の工場の新設・増改築などを実施することにより、SC全体の付加価値向上を図る取り組みであること（SCへの影響が大きい取組や工場建設の取組を優先的に採択予定）、助成事業完了後も引き続き10年以上、都内で営業し続ける事業計画であること。
申請期間は9月1日14時から10月31日17時まで。7月28日から8月末まで事前相談を受け付ける。2025年11月から26年1月にかけて審査・採択を行い、26年2月に交付決定をする。
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