ロジスティクス
旭洋造船が開発し特許を取得した、風圧抵抗の少ないエコ型船型「球状船首」を採用。水線上の船首形状を球状にすることで、風圧抵抗を低減すると同時に、軽量で強度の高い構造を実現する。
また、ブリッジと居住区を船首部に配することで、従来型のコンテナ船に比べて良好な視界を確保し、積み付け効率を向上させる。
同社では、15年度中に次世代型「国内海上コンテナ輸送網」構築を目指しており、ISO規格海上コンテナを輸出入だけでなく国内流通にも投入し、輸出入フィーダー貨物、国内動脈貨物、国内静脈貨物の3種類の貨物を一体的に取り扱うことでスケールメリットを生み出すことに取り組んでいる。
本船は2016年1月の竣工を目指しており、15年度中には400TEU型コンテナ船とともに、同社の国内基幹航路に就航する。