ロジスティクスJTB(東京都品川区)は30日、ラストワンマイル物流を手がけるMOMOA(モモア、荒川区)と、観光地での物流・配送マッチングサービス「Baggage GO」(バゲージゴー)を10月から開始すると発表した。観光客がホテルや観光地間で大型手荷物を当日配送できる仕組みを提供し、公共交通機関の混雑緩和やオーバーツーリズム対策を目指す。
サービスは専用ウェブシステムで荷物と貨物運送事業許可を持つドライバーをマッチング。JTBは空港や駅、宿泊施設と連携し荷物受け渡し拠点を整備、観光客との接点を担う。MOMOAは配送管理システムやドライバーマッチングを担当し、荷物の引き渡しから配送完了までを一元管理する。観光客の利便性向上に加え、地域ドライバーへの新たな就業機会の創出も狙う。
10月1日から14日まで金沢市内でターミナルとホテル間配送の実証実験を行い、需要調査や受け渡し時間の最適化を検証。今後は北海道や東京、関西、沖縄など全国展開を見据えており、将来的には街中で荷物が増えた際にオンデマンドで回収できる仕組みも検討している。
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