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三井倉庫HD、航空貨物堅調で通期上方修正

財務・人事三井倉庫ホールディングス(HD)は7日、2026年3月期通期連結業績予想を上方修正した。営業利益を前回予想から5億円増の215億円、経常利益を5億円増の205億円、最終利益を2億円増の105億円に引き上げた。自動車関連貨物の増加で航空貨物輸送が想定を上回り、収益が拡大したことが主因。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比6.0%増の1470億900万円、営業利益が同22.9%増の116億2800万円、最終利益が4.4%減の55億8900万円と増収減益。物流事業の好調と不動産事業の新規テナント効果が増収を支えた。

主力の物流事業では、顧客企業の在庫調整が一服し、航空貨物の取り扱いが堅調に推移。欧州で開設した拠点の通期寄与や国内流通・ヘルスケア分野での新規案件獲得も寄与し、売上高は5.5%増の1436億4600万円、営業利益は15.2%増の128億6200万円となった。

不動産事業は、マルチテナント化した「MSH日本橋箱崎ビル」への新規入居が進み、売上高は35.0%増の39億6000万円、営業利益は85.7%増の15億4200万円と大幅増益。東京ビジネス地区の空室率低下と賃料上昇が追い風となった。

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