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旭硝子、タッチパネル向けガラスの生産増強

荷主旭硝子は3日、主にノートパソコンなどのタッチパネル用カバーガラスとして使用される薄板ソーダライムガラス専用生産設備を、AGCフラットガラス・タイランド社のライヨン工場に新設したと発表した。

この設備により、同社の薄板ソーダライムガラスの生産能力は50%引き上げられる。3月から供給を開始する。

新設備は、これまでの薄板ソーダライムガラス生産技術に加え、旭硝子が電子用特殊ガラスの分野で培った技術を生かした、より高い品質のガラス生産が可能。

同社は増強したタイの薄板ガラス生産拠点を中心に、欧州や中国などの生産・加工拠点と連携し、カバーガラス市場で化学強化ソーダライムガラスの需要拡大に対応する供給体制をいち早く整える。