調査・データ中国で2025年のコンテナ複合一貫輸送量が前年比15.7%増の1億4000万TEUとなった。浙江省寧波市で27日に開幕した「2026第10回海糸港口合作フォーラム」で、「中国複合一貫輸送発展報告(2025)」と「中国複合一貫輸送発展指数報告(2025)」が公表された。指数報告は今回が初公表となる。
発展報告は、中国交通運輸部規画研究院と藍海研究院が共同で作成。25年は、21年から25年までを対象とした複合一貫輸送推進と輸送構造最適化の政策期間の最終年にあたり、鉄道・水運連携、鉄道・道路連携、河川・海上連携などがそろって伸びたことが輸送量増加につながったとしている。
中国では「第14次5カ年計画」期間中、コンテナ鉄道・水運連携の深化や物流データの開放・相互接続に関する施策が進められた。加えて、総合貨物ハブの補強、鉄道専用線の港湾・物流団地・工場への接続、内陸港と沿海・沿辺地域を結ぶネットワーク整備が進み、複合一貫輸送の増加を支える基盤となった。
デジタル化と自動化も進展している。25年には、中国鉄路の「95306」プラットフォームが11社の船会社のブッキングシステムと接続し、「一単制」と呼ばれる一貫書類・一貫手配型の路線が200本超で常態運用された。全国では自動化・半自動化ターミナルが累計60か所整備され、無人トラクターやAGV(無人搬送車)などの導入も主要港で広がっている。
同時に公表された発展指数報告では、施設連結、市場規模、サービス品質、グリーン・低炭素、デジタル・スマート化、発展余地の6分野、20指標で主要ハブ都市の複合一貫輸送力を評価した。25年の中国複合一貫輸送発展指数は124.8となり、24年から16.6ポイント、率にして15.3%上昇した。23年の基準年比では24.8%高い。
都市別では、寧波、青島、上海、天津、広州、重慶、武漢、西安、成都、深圳などが競争力上位30都市に入った。寧波は寧波舟山港を基盤に、施設連結、市場規模、デジタル・スマート化で首位となった。2025年の寧波舟山港の海鉄連携輸送量は200万TEUを超え、前年比11.6%増となり、全国港湾で2位だった。外貿コンテナでは全国港湾首位を維持した。
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