荷主
八幡製鉄所で150メートルレールを取扱うことができる精整ヤード、クレーンなどの設備対策を実施し、製造・出荷体制を確立したもので、これによって、鉄道各社のレール溶接数削減などによる線路保守作業を軽減できるほか、軌道安定化にもつながる。
都市間を結ぶ旅客鉄道や資源・穀物を運ぶ貨物鉄道では、旅客鉄道で列車の高速化や車両の軽量化、貨物鉄道では重載化や長大編成化が積極的に進められており、レールの使用環境がこれまで以上に苛酷になっている。そこで新日鉄住金では、レール材質の品質向上、形状・各部寸法の高精度化や耐摩耗性に優れたレールの開発・商品化など、鉄道事業各社のニーズに対応。