拠点・施設
東北物流センターは東北自動車道仙台南ICに近接し、宮城、青森、岩手、秋田、山形5県の配送を担っているが、地域の復興需要に対応するため物流能力の増強を図り、これまでの2倍以上の保管能力を備えた新物流センターとなった。
施設は間口60メートル、奥行50メートル、高さ31メートルの5階建てで、屋上に最大214キロワットの発電容量を持つ太陽光発電設備を設置。搬送設備はエレベータに加え、パレット品用の垂直搬送機3基、ケース品用昇降機・入出庫ライン、保管設備として16列120パレット収納可能な移動式ラックを備える。
建物のデザインは周辺の「流通センターエリア」が明るく、活気ある街になるような景観を心掛けつつ、ポイントでコーポレートカラーのブルーを用いて企業イメージを表現した。