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TNT、ウェブシステム以外の送り状に付加料金、10月から

ロジスティクスTNTエクスプレスは、ウェブシステムを利用した送り状やインボイスへの移行を本格化させるため、10月1日からウェブシステムを利用する顧客以外に対し、付加料金を請求する。対象はエクスプレス、エコノミーエクスプレスサービスの輸出。

同社は2004年にTNTジャパンで独自に開発を開始し、進化を繰り返してきたシステム「j Solutions」(jソリューションズ)上で集荷依頼やトラッキングの簡易化、発送データの管理の電子化、顧客の出荷作業の簡素化、輸出許可書のダウンロードといった機能を提供。

TNT全体でウェブサービスによる送り状やインボイス作成ができるシッピングツールへの移行活動を本格化させるとともに、ウェブシステムを利用しない顧客に対し、新たに「Eサービスチャージ」を請求する料金体系を開始する。

10月1日以降はウェブサービスを利用しない輸送荷物について、Eサービスを使用しない送り状1枚当たり100円以上(消費税別)を請求する。同社では「将来の世代のため、良好なエコに優しい環境文化を築いていくことで、物流業界の環境ベストプラクティスの構築を目指す」としている。