ロジスティクス
新倉庫は、世界最大の貿易港となった上海港の外高橋コンテナターミナルの背後地エリアに4万7000平方メートルの土地を確保して建設したもので、上海の物流事業の中心拠点として運営していく。
上海港外高橋コンテナターミナルの背後地の立地を生かした輸出入貨物の拠点として、定温、低温倉庫で食品や医療機器の保管、一般倉庫で流通加工業務など「高機能大型倉庫ならでは」の施設・機能を生かした幅広いサービスメニューを提供する。
同社グループでは2月にタイ、7月に韓国で新拠点が稼働しており、今回の中国のほかにもインドネシアなどで新・増設を進めている。これらの新・増設がすべて完成すると、同社のアジア太平洋地区の物流施設規模は、昨年12月末時点の33万7000平方メートルから44万8000平方メートルへと32%増加する見込み。
■倉庫施設の概要
名称:上海錦江三井倉庫
所在地:上海市浦東新区申東路251弄6号
施設:延床面積計4万4000平方メートル