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CRE、さいたま市緑区に新物流施設を開発

拠点・施設シーアールイー(CRE)は12日、さいたま市緑区に取得した物流施設開発用地でマルチテナント型の新物流施設「ロジスクエア浦和美園」の開発に着手した、と発表した。2017年3月下旬の竣工を目指す。

▲ロジスクエア浦和美園の完成予想図(出所:CRE)

ロジスクエア浦和美園は、さいたま市緑区のさいたま都市計画事業大門上・下野田特定土地区画整理事業施行地区で取得した2万4000平方メートル(7260坪)の用地(準工業地域)に建設される柱C造、梁S造、地上4階建ての倉庫施設で、延床面積は5万2000平方メートル(1万5730坪)。16年3月上旬に着工する。

施設のマスタープランとして、ワンフロア3800坪、3階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階、3階に備えるマルチテナント型施設として運用する。

倉庫部分は床荷重が1平方メートルあたり1.5トン、有効天井高は2階車路下を除いて各階6メートル、照度300ルクスとする計画。入居テナントのBCP対応をサポートするほか、環境や省エネルギーに配慮した施設計画によってCASBEE埼玉県Aランク認証を取得する計画。

開発予定地は東北自動車道浦和ICから700メートルに位置し、首都高速川口線、東京外環自動車道へのアクセスに優れる。都心部を見据えた関東エリア全域をカバーする物流の戦略的拠点に適した立地。

東京メトロ南北線と相互乗り入れを行う埼玉高速鉄道・浦和美園駅から徒歩10分、周辺地域ではUR都市機構が大規模な複合型まちづくりを進めており、職住近接によって労働力を確保しやすい。