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リコー、14年度のCO2排出量3.2%削減

環境・CSRリコーは、このほど発表したCSR報告書の中で、使用済みパーツの回収リサイクル輸送などの物流での取り組みを公開した。

同社グループでは、使用済み製品の回収とリユース部品を使用した再生品の販売を実施しており、リサイクルを促進するために、保守サービス時に発生する使用済みパーツ回収のリサイクルシステムを導入。

部品回収のための配車は行わず、リコーロジスティクスが運用している部品配送後の帰社便に全国のサービス拠点から回収したパーツを積み込み、メーカーが運用しているリサイクル拠点に輸送する。

リコーグループでは国内販売・保守活動のエネルギー起源CO2排出量を前年度比で1%削減する目標を設定しており、2013年度より削減率が小さくなったものの、14年度は3.2%削減した。

▲リサイクル配送のイメージ(出所:リコー)