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新事務所は、日通が昨年11月に開設したサンルイスポトシロジスティクスセンターに入居しており、山善では今後、日通と同国内の物流で協力体制を構築していく。
同センターは保税倉庫を完備していることから、「運送費などのコスト削減や通関処理、配達期間によるリードタイムの短縮などのメリットが享受できる」としている。
サンルイスポトシやレオン市がある「バヒオ」と呼ばれるメキシコ中央高原地域には、日系を含む多くの自動車関連企業が投資しているが、「インフラがまだ十分に整備されていない」ことから、メンテナンスサポートなど自動車関連企業に積極的な営業を展開するため、新事務所を開設することにした。
600平方メートルのショールームを併設しており、オープンハウスでは日系メーカー40社の主力商品を展示する。実機を見てデモ加工や試運転を行うことが可能で、オープンハウス後は常設展示場として活用していく。