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プロロジス 4-6月期、410万m2を賃貸、稼働率0.8P上昇

拠点・施設プロロジスが24日発表した4-6月期の決算結果によると、ファンド運営の収益力を示すコアFFO(ファンド・フロム・オペレーション)は1株あたり0.52ドル(前年同期比0.04ドル増)となった。

期中に410万平方メートルの賃貸契約を締結し、6月末時点の運営中施設の稼働率は95.4%(0.8ポイント増)に上昇した。59億ドル(7198億円)で取得したKTR社の施設を除いた稼働率は95.6%。

既存顧客の契約更改率は79%で、同一施設の実質賃料が14.4%上昇、同一施設のNOIも5.9%アップした。

投資額は69億ドル(8418億円)で、7億9870万ドル(974億円)の新規開発がスタート。1億3930万ドル(170億円)の物流施設を取得し、5億7820万ドル(705億円)の物流施設が安定稼働に入った。

6月末時点の保有用地は簿価で18億ドル(2196億円)で、4億5360万ドル(553億円)の物流施設を売却かファンドへ移管した。安定稼働後のキャップレートは5.9%。

ハミードR.モガダム会長兼CEOは「今期の結果は、運営・開発・ファンドマネジメントというわれわれの3つの事業領域すべてで、同レベルの高い成果を実現したことを表している」と述べた。