話題
このフォークリフトは1949年3月、TCMの前社名である東洋運搬機製造が米国の「クラーク社製4000ポンドフォークリフト」を参考に開発した内燃式フォークリフトで、神戸海運局に最初に納入された4台のうちの1台。銘板には「型式F-6-120、自重3200kg、最大荷揚荷重6000ポンド(2700kg)、 最大揚高120インチ(3.05メートル)、車台番号ナンバー2」の記載が残っている。
油圧シリンダーで昇降するフォーク、運転席右のレバーによる荷役操作装置、後輪換向装置などは、現在のフォークリフトにも広く使われている技術だという。