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海外で普及し始めている日本酒には海外製のものが多く含まれ、純日本産の製品の販路がまだ限定的で、中間業者が多く介在するケースもあり、結果として現地販売価格が割高になる傾向があった。
こうした背景で品質管理面の問題も少なくないことから、フェネトル・パートナーズはジェノスグループから日本酒を世界各地の酒類輸入会社へ直接販売することで、高品質な日本酒を適切な価格で世界へ普及させる。
フェネトル・パートナーズは海外向けのマーケティング業務を担当し、ジェノスグループが製品調達・販売・物流を担う。アジア主要都市、北米、欧州市場をターゲットとし、2016年に5000万円、20年には年間5億円の売上を目指す。