拠点・施設ANAホールディングスは7日、同社グループで貨物事業を担うOCS(東京都港区)が国際エクスプレス事業の拡大を図るため、東京都江東区辰巳に「OCS東京ロジスティクスセンター」を建設すると発表した。施設名は仮称。
港区芝浦の現本社と新木場オペレーションセンター(江東区新木場)の機能を集約し、2017年10月の稼働開始を目指す。
貨物自動仕分け機を導入して処理可能件数を現在の3倍に引き上げ、効率化、生産性向上によるサービスの充実を図る。
EC需要の取り込みとスピードが要求される生鮮食品の輸送、フォワーディング事業、流通加工など、新拠点を活用した新領域に挑戦し、アジアで存在感を高めていく。
■OCS東京ロジスティクスセンター(仮称)の概要
所在地:東京都江東区辰巳
敷地面積:6600平方メートル
延床面積:1万9000平方メートル
構造・階数:鉄骨造(基礎:RC造)・地上8階建て
着工:2016年5月
竣工:2017年8月
供用開始:2017年10月