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住生活G、トステム・タイ操業停止も国内でバックアップ

拠点・施設住生活グループは28日、タイで発生した洪水による被害状況と対応策を発表した。

 

同社グループでは、LIXILの現地生産子会社トステム・タイが、ナワナコン工業団地でアルミ建材の生産を行っているが、冠水状態にあるため、18日から操業を停止している。人的被害は報告されていないが、工場内への立ち入りができないため、被害の詳細は確認できていないとしている。

 

ただ、トステム・タイでは今夏から、災害などのリスクに備えて増産体制を整えており、現在タイでの生産品目は全体として2-3か月分以上の備蓄を備えている。また、日本国内工場ではタイの全生産品目のバックアップ設備を保有しており、今回の洪水による取引先への出荷には影響がないとしている。