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ECロボ、WMS連動の音声ピッキングアプリを発売

ECECロボ(東京都港区)は22日、WMS向けAndroidアプリとして開発したボイスピッキングシステム「Chatman」(チャットマン)の販売を開始した。

同社が開発・販売するクラウドWMS「AiR Logi」(エアロジ)と連動して利用するもので、レンタルの場合は月額6500円(1台あたり)、ハードウェア買取の場合はアプリ利用料が月額2000円で提供する。

システムはAndroid携帯・タブレットと米国製小型スキャナー「KDC200」で構成し、SIMカードを入れて利用することで、無線環境のない倉庫エリアや屋外でも利用できるようにした。

通常のボイスピッキングでは、照合も音声で行うが、Chatmanでは、スキャナー読取で照合。ロケーション、バーコード下4桁、数量をアプリが音声で読み上げる。

注文単位でピッキングにかかる時間を読み上げる機能を搭載しているため、ピッキング作業者は作業に何秒かかったかをすぐに把握することが可能。カスタマイズにより、ピッキング時間をクラウドWMSに記録する要望にも対応する。